本文へスキップ
 
 内なる空へ
〜悩み苦しみからの解放〜

お電話でのご予約・お問い合わせはTEL.078-413-8219

兵庫県神戸市東灘区岡本

呼吸の観察 

思考していたら呼吸を観察できないし、呼吸を観察していたら思考は止まっています。

「吸って、吐いてを見ています。想念が浮かんだら呼吸に戻せばいいんですよね。そうしてます。」

と言うなら、やっている<私>がいる、自我(思考)がいるということです。
思考が「見よう」としているということです。

「全意識でやってます」と言うなら、<私>がいます。すでに考えながらやっているということです。

私たちは、思考を自分だと思っているので誰でも最初はそこから始まりますが、観察が真に深まり、自分の意識全体になるとき、観察者と観察される対象が消え去り、呼吸が消え去ります。全意識とは、考えが消え、考える自分が消え、自分がひとつになっている状態です。意識そのものになり、何かを意識しようとするエゴがいない、思考の分離がない状態です。

それはたまらない恍惚感であり、一体感であり、至福であり、そこから戻ってくると人格は一変します。

色々な問題があっても、問題をつくり出しているのは思考であり、思考が消えると問題も消えるのです。だからといって状況は変わらずありますが、状況を問題にすることがなくなっていき、起きている出来事の真の目的に気づくようになっていきます。ものごとの本質は「あるがまま」です。

呼吸の観察は、行為、反応、思考、感情など、自分の中に起きていることに日々意識的になっていきます。「観ること」は常に、受け身の気づきです。

思考(エゴ)は、対象とあなたの間に入り込んできて、前面に出て判断をくだそうとしたりします。常に能動的です。
観ることは、内側と外側に起きていることすべての背後で、ただ受容的に見守ります。受け身です。

解釈しない、判断しない観察者になるのです。<私>がいない意識の状態が「観ること」です。

一度でも、思考のない意識の状態を体験できたら、内なる沈黙とつながることができたら、動き(エネルギー)を感じる、あるいは動きが見えるようになってきます。
意識が思考とひとつになっていると、あなたの中の動き(心)自体に気づくことができません。

<私>がやっている瞑想は、心地よさや自己満足はあっても、自分のエネルギーを感じる喜びや、リズムや、自然の法則を体験的に知ることはできません。

私たちは、目的意識と強迫的思考にがんじがらめになっています。

「私がしなければならない」「なんとかしなければならない」という思考に縛られています。
ですから、無意識に正解を探し、何かを見たり聞いたりすると、「そうしなくちゃ」「こうでなくちゃ」と言葉通りにしようとしてしまいます。根底にあるのは恐れです。
私がやらなくちゃ、「私が」・・・・というその感覚が、今この瞬間の宇宙のパワーとあなたを分離します。

あなたが、悟った人や神聖な人、正しい人になるわけではありません。未来に何者かになるわけではありません。
新しい意識の内的爆発は今起きるのです。あなたの内側深くに眠っている目覚めた意識に今目覚めるのです。

「観察者になる」とか、「創造者になる」という言葉を頭で聞くと、自分が観察者になろう、自分も創造者になりたいと考えます。
あなたとあなた自身との分離です。あなたはもうすでにそれなのです。

「なる」という言葉は、すでに在るものになるということで、過去と未来を全体に明け渡し、あるがままを受け入れるということです。

あなたが自分だと思っている自分は、社会的役割であり、精神構築物であり、条件付けされた思考です。過去であり記憶です。
思考とひとつになって、思い込みを自分だと思っている時にはまったく想像もできない意識の世界があります。

大地が割れて、新たな芽が出るように、あなたの内なる存在の大地が割れ、新しい意識が生まれ、身体に新たなエネルギーの柱が成長することを受け入れるのです。今に在ることを許すのです。

「思考がなくならないんです」「感情が消えません」というのも思考です。

感情をなくすためや捨てるために観察するわけではありません。

呼吸の観察は、表面的な変化だけでなく、それをつくりだしている土台ごと変容させる未知なる可能性と潜在性、創造のパワーに溢れています。

かたまりはかたまったままでは、かたまっていることにも気づけません。
それが流れだし、広がり、溶け去り、消え去ったとき、自分がどれだけ硬いよろいを身に付けていたか、心身を緊張させ、自分を守ろうとしていたかに気づけるようになるのです。

もう自分自身に、重いものを背負わせないことです。それができるのはあなたしかいません。
あなたの心の中に入って、あなたの重荷をとってくれる他人は誰もいません。

思考から自分(意識)を切り離し、あなたが裁判官ではなく、ただ見守る意識になることができたら、自分に起きていることの理解が生まれてきます。

深い癒しと浄化の涙は、恐れを溶かし、潜在意識のさらに深みに入っていく勇気になります。

「私が」「私は」「私のものに」と頑張ってきた自分を認め、褒めてあげることはあっても、「まだやっている・・・」と自分を責めることはもうなくなるでしょう。
より油断なき気づき、不断の気づきへと感覚が研ぎ澄まされ、見極める力を得るでしょう。


     ハートの音
  −宇宙の振動を感じて−






Cielビルダークリニック

〒658-0072
兵庫県神戸市東灘区岡本
TEL:078-413-8219
FAX:078-413-8219
mail:sky@heal-ciel.com